刀剣乱舞元ユーザーの記録

刀種変更で離れた刀剣乱舞元ユーザーの見た、盗用発覚後の刀剣乱舞界隈。

現ユーザーであるあなたに、人の心があるならば

現ユーザーの方の中には、問題を把握しつつ、キャラクターへの愛着から離れられない方もおられると思います。

でも、何が問題かを理解しないまま、何故か叩かれる刀剣乱舞というゲームを擁護しておられる方もおられると思います

 

何よりも知っておいていただきたいのは、多くの刀剣乱舞アンチの目的は、刀剣乱舞のファンを叩く事ではなく、多くの人への権利侵害の上に成り立つ、刀剣乱舞というゲーム自体を糾弾する事なのです。

 

それを擁護するユーザーの方は、やむを得ず叩く羽目になりますが、それ(ユーザーを叩く事)が「目的」でない事だけは知っておいて欲しいのです。

それにしても憎まれすぎ、叩かれすぎ、何故こんなにまで言われなきゃならないの?と思って気分を害される方も多いでしょう。

でも、刀剣乱舞というゲームと、一部のユーザーの方々は、そうされてしまうだけの事をやらかしてしまっているのです。刀剣乱舞現ユーザーの方は、ご自分のおられる界隈が、そういう場所であるという事を知っておくべきなのです。

 

ツイッターでの愚痴垢アンチ垢は語調も厳しい方が多く、正直私も怖い時がありますが、そんな中でも我慢強く諭されていた方も当初は多かったのです。

特に元ユーザーで声を上げておられた方は、キャラクターへの愛情から、(特に沖田組)ゲームそのものへの愛着から、堂々と好きといいたいが為、公式に改善を促そうと発言されてきた方がたくさんおられました。

そんな方々に対して、当時のユーザーは「よくあること」「どこでもやってる」などと公式を庇い、発言された方をアンチ扱いして叩き、聞く耳を持たない方が大半でした。

そして公式は、誰しもに納得のゆく経過報告もなく、どこの誰から、「盗用があった」という事実すら明言せず(適切な権利処理のなされていない画像、という風な、とても曖昧な表現)「法的に問題ない」として一方的に終了宣言しました。差し替えられた画像は膨大な数ですが、問題の残る画像もまだゲーム中に存在します。法的には問題ないのかもしれませんが、全く問題がない、全くクリーンとは言えない状態だと思っています。

 

私自身はぼっちだった為、自身で声を上げてたたかれた経験はありませんが、盗用の事を知ってからフォローさせていただいた愚痴、アンチ垢さんの盗用問題解決を目指した真摯な姿勢と、声を上げても動かない公式と耳を貸さないユーザーへの悲しみ、絶望に満ちたツイートをたくさん見てきました。

ある方は絶望の果てに、ある方は怒りの果てにアカウントを消され、ある方はこの問題と刀剣乱舞から無念のうちに離れられ、そして丁寧な言葉で訴えていた方も、するどい言葉で攻め立てる愚痴アンチとなられました。

 

その最後の姿だけを見て、「言葉が荒いから聞きたくない」と言うのは、もし、それがご自身であったならどんな気持ちがするでしょう。

どうか、想像してみてください。

そこにいるのは、悲しみの果てに姿を変えてしまった、同じ刀剣乱舞のユーザーだった人なのだとしたら。

そして、その鋭い言葉は、「あなた自身」に向けられているものではありません。

あなたのいる界隈に向けられているものです。

大きな意味ではあなたに向けられていますが、「あなた」という個人を想定したものではありません。

なのでどうか、怖がらずに、ちゃんとツイートを読んでみてあげてください。

まずは刀剣乱舞の何が問題なのかを、ご自身でちゃんと知ってください。

ご自分が刀剣乱舞をやっているという事がどういう事なのかを理解してください。

 

少しでも人の心のある、聞く耳のある、見る目のある方にお願いします。

アンチと呼ばれる人達の、その怒りの本質と、そして深い悲しみを、どうか知ってください。

 

 

責められるべきは運営、公式

元ユーザーとしての立ち位置で発言してゆくスタンスでやってきましたが、「どぶ厨リスト」というものに自分のアカウントがあったのを見るとけっこうショックでした。

8/21から稼動しているBOTのようで、自分はその頃はもう「やめる」と宣言した上で利用停止していましたが、考えてみるとプロフィールから「刀剣乱舞」の文字を削除した上で、刀剣乱舞に関するツイートは上げたままだったので、知らん振りをして逃げ切るスタンスに見えたのかなと、自分の姿勢を省みて反省させられました。

というか、特に誰とも繋がってないぼっち垢だったのによく見つけられたな、と変な感心をしてしまいましたが、それだけヘイトを溜めさせるような事がたくさんあったんだろうな、と思うと、何ともやるせない申し訳ない気持ちになりました。

ツイートを削除しなかったのは、元ユーザーである事を隠さないでおこうと思ったからなのですが、ただ、今それを拾われて、刀剣乱舞を擁護する材料にされるのも本意ではないので、6月以前のものは削除しました。

7月以降のものは、それこそ盗用に気がつかずのんきだった、自分への戒めのため残してあります。

 

ただ、今回の事は、現ユーザーの現状を慮るきっかけになりました。

ああいう形で自分のアカウントがあったら傷つくだろうし、怖くなると思うし、余計にここから出ないで、同じ気持ちのフォロワーさんたちとだけ繋がろう、と、私でもしてしまうかな、と思いました。

謝ったら死ぬの?と思うくらい謝らない方も見受けられますが、自分の過ちを認めてしまったら、いくら謝ってもずっと責められ続けるのではないか、ずっと虐げられるのではないか、本当に謝ったら地獄、と思えるのかもしれない、と。というか、そう思える環境が既に地獄です。

そんな地獄の苦しみにあえぐ現ユーザーの方も、多いのかもしれないと思います。

 

そういう意味で、アンチアンチの方が、愚痴垢界隈に苦言を呈されるのも分かる気もするのです。ちょっと調べてみようかなと思っても、怖くなって結局引きこもってしまう、と。

たしかにそういう事はあるのだろうな、と思います。

でも、個人的には、愚痴アンチの方々にも、そうなるだけの理由があったのを見ているので、それはあんまりにもあんまりな言い分だとも思うのです。

責められるべきなのは、刀剣乱舞運営公式である事は、再確認してゆくべきだと思います。

そこがしっかりしてたら今みたいな不特定多数への悲劇はなかった。

運営公式の罪は、とても重い

お互いに、悲しみ苦しみを抱いた人間である事、それはツイッターという短い文字列ではとても読み取れるものではない事、ツイッターで発言、啓発、注意喚起してゆくことの難しさを思います。

でも、その、一見して納得しがたい短い文字列の向こうにいるのは、大半が自分と同じような人間であり、ごく普通の人々である事を想像するのを怠ってはいけないと思いました。

 

テスト。

刀剣乱舞盗用問題について、1ユーザーとして見てきた事を書き残してゆきたいと思ってブログを開設しました。私は刀種変更の時にようやく盗用について詳しい事を知ったので、当初から問題について語る事はできませんが、一応当事者ではあると思うので、証言として書いておきたいと思います。

できるだけ正確に思い出して記録してゆくように、ツイッターの発言なども引用したいと思います。

尊いもの

刀剣乱舞についての、ただの私怨です。私にとって、刀たちは本当に「尊い」ものでした。
刀剣乱舞アンチの方には気持ち悪い文章だと思いますので、あらかじめお断りしておきます。

こちらも元はぷらいべったーに上げた、2016年1月の記事です。


これから書く事は、特定の誰かに向けての事ではありません。
このタイミングでのアップになってしまった事をお赦しください。

まずはじめに、私は地元の史跡や神社、郷土史に興味があります。
ちゃんと勉強した事はありませんが、学生時代から趣味で郷土史の本を読んだり史跡を巡ったりしていました。

そして刀剣乱舞の4月中旬組ユーザーでもありました。
刀種変更で、またそれをきっかけに公式の盗用を知り、ログインをやめ、現在はDMM退会によりアカウントも消滅しています。

私は、刀剣乱舞のキャラクターたちは、今でも好きです。
さらに言うなら、本当の意味で「尊い」ものとすら思っていました。
彼らを通じて元の刀の持つ物語と、その歴史的背景を知り世界が広がり、感動の連続でした。
中でもお気に入りだった二振りの刀が、地元にとても縁深い事を知って、驚いて、そしてすごくうれしかったのです。

刀剣乱舞をはじめたのは、個人的な事情で史跡のある地域を頻繁に行き来しはじめてた頃で、その刀ゆかりの場所近くにもゆく機会があり、「ここにあの刀があったんだ」と思うと元気が出ました。
色々と大変な時期でしたが、それで乗り切れたところもありました。
大好きな地元が、立派な刀ゆかりの場所であった事が、どれだけ誇らしかったか。

それを打ち砕いたのが、盗用の発覚でした。
恥ずかしながら私はちゃんと知ったのが7月下旬と遅く、それまでに私が知るトレスパクリの案件をはるかに越えて悪質でした。キャラクターへの愛着と、実生活で唯一の楽しみであった為、止める事は辛かったですが、それ以上に公式への不信感が大きく、結局ログインをやめ、のちアカウントも消しました。

そして、それ以来、地元にゆかりの立派な刀たちの事を、言葉にするのを憚るようになりました。
その刀の名前を聞いた人が連想するのが刀剣乱舞だと思うと、恥ずかしいとすら思ってしまうのです。
刀そのものは立派な歴史があるもので、それは変わりがないはずなのに、その名前は刀剣乱舞という、穢れたゲームによって汚されてしまったのです。

私は、刀剣乱舞のキャラクターたちを刀と重ね合わせて見ており、彼らは尊いものだと、恥ずかしながら思っていました。
穢れたゲームで使う事は彼らにとって恥辱だと思ったし、そう思うと、あの姿にこだわる事はなく、刀そのものの物語を愛してゆけばいい、と思えました。

しかし多くのユーザーはキャラ尊い、キャラには罪はない、と言いながら、穢れたゲームで彼らを躊躇なく使い続けました。
罪を犯しながらそれに相応しい贖罪のない、罪を背負ったままのゲームで。
その行為そのものが、彼らを尊いものでなくしているのではないか。
キャラを汚しているのは、あなたたちではないかと、思ってしまうのです。

現ユーザーにとっては汚れていてもかまわないのかもしれませんが、私には、地元の歴史までもが穢された気がして、耐えられないのです。
誇るべきはずの歴史を、口にできない悔しさを、分かってもらえないでしょうか。
恥じなければならない惨めさを、分かってもらえないでしょうか。

そしてそれは、刀剣乱舞が、盗用と、それによる万人が納得できる対処がなく続く限り、終わらないのです。
繰り返しますが、私は、キャラクターは今でも好きなのです。
何かの拍子に彼らの事を思い出して、ふっと笑ってしまい、すごく寂しくなります。
だからこそ、刀剣乱舞を擁護するための「盾」として、彼らが使われる事にも我慢ならないのです。

現ユーザーが刀剣乱舞に「NO」をつきつけない限り、その苦しみは続きます。
そんな苦しみを抱えているのは、私一人でない事を、できれば知っておいて欲しいです。

大岡裁き

ツイッターのツールのひとつ、ぷらいべったーにアップしていた、2015年9月終わり頃に書いた記事です。

主にツイッターで盗用に言及していたユーザー、アンチアカウントさんおよび現ユーザーの方について、私が見てきた姿を書いております。

 私自身が刀剣乱舞を始めて、やめるに至った経緯もこちらが詳しいです。

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私は刀剣乱舞については二次は興味なかったし、検索しても地雷しかないのは分かっていたので(無駄に取った年の功)その辺のダメージはなかったのです。

公式垢や歴史系を主にフォローしていたのでTLも平和なものでした。

 

はじめたきっかけは、元々歴史が好きだった事や刀剣に興味があった事、日本の伝統的な良いものに日の目が当たる、とても良いコンセプトのゲームだと思ったからでした。

ただ自分がたまに落書きをあげたり、それ関連のツイートが増えたので別に鍵垢をつくってそっちでやるようになりました(完全な一人遊び)。

しかし結果、盗用について知るのが遅れました。

 

 

全貌を知ったのは刀種変更の時です。

私はゲームの設定後付や公式による改編が地雷だったので、この時公式に愛想をつかしました。

そこでやっとどんな意見があるのかツイッターを検索して、注意喚起垢さんのツイートを見つけました。 そこにあった、刀剣乱舞ゲーム内の盗用の想像以上の悪質さに言葉を失い、これは提供されたサービスを利用してはいけないレベルだと思いました。

しかし、その期に及んでキャラに対する思いが邪魔をして、ゲームを止める事をためらいました。 特にひいきのキャラがいたわけでもない私でこれです、好きキャラを抱えていた方の苦悩は察するに余りあります。

私は結局公式への嫌悪と不信感が勝って利用停止しましたが(※余談ですが利用停止したらゲームデータも枠も消えると思ってた、DMMアカウントがある限りデータすら残ってるのをかなり後で知って愕然とした)キャラクター、特に沖田組の汚名を晴らすべくログインをやめて公式やユーザーへの訴えかけをしていた方々の愛情の深さに胸がつまる思いでした。

あのゲームのキャラクター達を堂々と愛そうとしていた方々が、同じキャラを好きな方から心無い言葉を投げつけられるのが、自分達の行為を否定されるのがどんなに辛かったか、どれほどの絶望だったか… 最初は公式でしたが、ユーザーへの疑問と不信感が芽生えたのはこの時が最初でした。

盗用問題から出発して、そもそもUIからパクリであった事、二次界隈のマナーの悪さ、公式も、ユーザーも、ここまで酷いとは思っていなかったのです。 そしてそれに関わる愚痴垢さん、アンチ垢さんの多さにもびっくりしました。

アンチ垢さんはゲーム未プレイの方も多かったですが、ツイートを拝見すると実際にご自分のフォロワーさんから受けられた被害でアンチになられた方が多く、その訴えは切実でした。

 

現ユーザーについては、私は最初はどっちかというと同情的でした。

自分は公式に愛想つかしたからやめられたけど(でも辛かったです、毎日の唯一の楽しみでしたから)キャラが好きな方はこれほど問題のあるゲームでも止められなくて辛いだろうな、と。

でも今となってはとてもそんな風には思えません。

 

「キャラが好きだから」とゲームをやめられない、むしろやめない方々は、本当に好きならせめてログインするのだけでも、ゲームプレイしてるアピール、二次アップする事だけでも止める事はできなかったのでしょうか。

完全にクリーンになった本丸で、堂々と好きなキャラを好きと言いたいが為にログインをやめた方々があまりにもかわいそうです。

その方たちは、公式からも裏切られ、同じものが好きなはずの現ユーザーにも踏みにじられているのです。

 

残った方の愛情が深かったのでしょうか、私は大岡裁きだと思いました。

愛情の深い方が断腸の思いで子を気遣って手を離すのです。

 

現ユーザーが大事に抱くその子は、もう死んでいるのではないでしょうか。

盗用の事実を微妙に隠しつつ、見た目だけを金儲けに使い、思い入れも愛情も感じられない後付の設定でキャラのアイデンティティまで打ち砕く公式と、自分たちが今楽しみたいからと、受けられたかもしれない浄化を受けられず、エログロやヘイトの餌食にするユーザーに虐待されて、私には刀剣乱舞のキャラクターたちはすでに魂を失って、血の涙を流しながら空虚な笑みを浮かべているように見えます。

私は彼らの背後にある刀の物語に惹かれていました。 高貴なものとさえ思っていました。

でも今はその魂を感じません。

 

私は現ユーザーの罪はとても重いと思っています。

公式を止める事ができたのは、ユーザーだけだったと思っています。

現ユーザーは自分たちが、今なお倫理的に問題のある盗用ゲー、刀剣乱舞をもてはやし続けて、残るものが何なのか、今からでも考えなければ、とりかえしのつかない事になってからでは遅すぎます。

時間なくてログインしてないから、飽きてやめたから、そんなユーザーも、一度あのゲームを通った人は皆等しく考えるべき問題だと私は思っています。

 

企業の不正を正せるのは、利益をもたらす消費者の声だという事を、私たちにはその権利も責任もある事を、認識しなければなりません。