刀剣乱舞元ユーザーの記録

刀種変更で離れた刀剣乱舞元ユーザーの見た、盗用発覚後の刀剣乱舞界隈。

私は疎まれて当たり前の人間です

私は刀剣乱舞の元ユーザーで、刀種変更で離れただけの、屑です。

そういう人間がこのブログを書いています。

偉そうな事を言う資格など、元刀剣乱舞のユーザーなどにはないのかもしれません。

でも、書いておこうと決めました。

自分の見てきたこと、感じてきた事、できるだけ包み隠さず書いてゆこうと思ってこのブログをはじめました。

 

もしこのブログの記事を拡散してくださるなら、できたらこのブログの刀剣乱舞関連の他の記事にもひととおり目を通していただけたらと思います。

一通り目を通していただけたら、このブログを書いてる人間が何故刀剣乱舞を始めたか、何故離れたか、何を問題と思って、何故今こういう事を書いているのか、一応全部分かるようにしているつもりです。

 

短いプロフィールにまとめるべきかもしれませんが、短く書くなら「刀剣乱舞の元ユーザーで、刀種変更で離れただけの屑」と書くしかありません。

 

刀種変更で離れただけの元刀剣乱舞ユーザーに嫌悪感を持たれるなら、どうか無理はなさらず、もっと声を上げるに相応しい方の書かれる記事を拡散してください。

どういう人間がここの記事を書いているか、確認してからの拡散を推奨いたします。

 

そんなのはよくあること

盗用したコンテンツの関連商品は、どんなものも消費者として勇気をもって避けた方がいいと思う。

好きな声優が、作家が、俳優が関わってるからと関連商品にお金を出すのは、「キャラが好きだから」と盗用コンテンツを支持するのと変わらないし、その好きな方々まで加担させてる事にならないだろうか。

 

私達一人一人の選択が、私達の住む社会を形作っていると思う。

そう思うと、ゲームの世界だけでも盗用やトレパクが横行して、しかもそれを許す人が多いのはさもありなんと思う。

そんなのはよくある事と言う前に、そんな事を、そんな事がよくある社会を許している、私たち自身を恥じるべきと思う。

何を思いどう動くか、それによって何を残すのか

私は正に毎日のささやかな楽しみとして刀剣乱舞をやってた情弱でしたが、だからこそ盗用の事実を知る事ができて良かったと思っています。

人を傷つけ悲しませたコンテンツで楽しげなツイートしてた自分が恥ずかしいし情けない。まして、「良いコンテンツ」とすら思っていたのですから…。

 

ただ、この事実をつきつけられた時の選択肢が、やめるか、擁護しつつ、あるいは開き直って続けるかの2択しかない、というのが残酷だなあとは思うのです。

発覚直後だと、公式の対応を待つ、という選択肢もあったけど今はその希望もない。

本当に、残酷な事をする運営だと思います…楽しみにやっていただけの事で、何故こんなにも苦しまなければならないのか、その苦情は正に運営に送るべきなのですが…

 

やっぱり、一人一人のよく考えた上での選択が大切なのだと思います。

公式に苦情を言うのも大切だったし、納得いかない対応だったら消費者として勇気を持って離れる選択も必要だと思うのです。

そこは、一人一人が自分自身の問題として向き合うべきだなと思います。 まず知る事が大前提で、そこからどうするかは完全に個人の問題だと思います。 自分の選択が、自分自身に、あるいは見知らぬ誰かに、何を返すのか、その結果がどうあれ。

自分の行動の意味を考え、知って欲しい

何も知らずに刀剣乱舞を始める人は被害者だと思うけど、始めると同時に加害者にもなる。

私は元ユーザーとして、加害者になってしまった事に傷ついている。

盗用を知りながらログインし続けて、自分たちを責め立てる言葉に傷ついていても、現ユーザーである人はどれだけ心が痛かろうが加害者でしかない。

肝心なのは自分の辛さではなく、権利を侵害されただれかの辛さなのです。

 

辛い思いをしてまで、刀剣乱舞にしがみつく事は、自分が辛い以上に誰かを苦しめている事なのです。

現ユーザーの方はそれだけは忘れないでいただきたいです。

知人が滝つぼで溺れた時の話。

面白半分に入って流れに呑まれ、もがけばもがくほど沈み、水面に上がろうとすればするほど下に引き込まれてもうだめだと思ったとき、光り輝く人物が見えて下を指差したそうです。

それを見て、流れに身を任せて沈んでみたら、底まで行ったらあとは水面に向かったそうです。

 

深い水の流れの底で闇に悪魔のようなものすら見えたそうですが、光り輝く人物がそれを打ち破るように現れたそうです。

天使とか、美しいものは弱く見えるけど、実は闇に浮かぶ恐ろしげな物よりずっと強いんだ、とも話してくれました。

 

昔むかしの話、なんとなく思い出しました。

話の通じない相手

 

刀剣乱舞の盗用問題は、公式は「法的に問題なくなった」と発表していますが、個人的には問題だらけだと思っています。

なら何故、「刀剣乱舞運営やニトロプラスに働きかけないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

これに対する答えは、これまでの刀剣乱舞運営やニトロプラスの動きを見ていると、「それが通用する相手ではない」と思えるからです。

 

普通の企業なら、どこの誰の、あるいは会社の、何がどんな風に権利処理に問題があったか、どんな経過があって、どう問題なくなったか、そういう経過が報告されるものだと思うのですが、私の知る限り刀剣乱舞にはそういう発表はないと認識しています。

 

ニトロプラスおよびDMM公式より。

 

www.nitroplus.co.jphttp://www.nitroplus.co.jp/news/2015/07/150710_4536.php

www.dmm.com

なお、ニトロプラスのお詫びにある「関係者の処分を検討」については、報告がないままです。

 

「権利処理の対応」については主にツイッターでの発信でした。

以下wiki内の記事。8月11日のツイートをもって「最後の対応である」とあります。

 

画像の差替え - 【刀剣乱舞】画像盗用・無断流用問題まとめ2 Wiki*

 

ちなみに、上のまとめWikiは現在のものは二代目で、初代は「管理人自ら消し」、Wikiが消えた直後に舞台化の発表があったのです。

(9/18追記 元参照記事リンク先エラーにつき、検索でお探しいただきご確認いただけるとありがたいです、現在も複数のまとめ記事が出てきますがNAVERが多いのでお気をつけください)

 

そして、スマホ版やアニメ化などの更なるメディアミックスだけは進み、盗用問題は、これ以上の進展を見せる気配はありません。

 

そもそも、ゲームの根幹を成す「UI(user interface)」というものが、同じDMMで配信されているけど別の会社(角川ゲームス~2015年半ば、以降C2プレパラート/2018年9月19日追記)が開発した「艦隊これくしょん」というゲームのものをほぼそのまま使っている、という、鑑これのエグゼクティブプロデューサーの岡宮氏からの指摘もあります。

「戦闘シーンが無茶苦茶カッコいい」艦これの産みの親がアニメを語る(1ページ目) - デイリーニュースオンライン

 

以上、これですべてではありませんが、普通の企業だとありえない対応だと、私は思いました。

普通に考えたらありえない対応をする 企業が、普通に訴えて改めるとは思えないのです。

そもそもそこに行くまでに対応してるはずです、普通の企業ならば。

 

以前にも書きましたが、私は自分の言葉が誰かを変えられるとは思わないし、また自ら助かりたいと思う人でなければ他人には助けられません。

人の言葉を聞く意思のない人間に、何度同じ事を言っても無駄なのです。

それは、多くの方が実感されているのではないでしょうか。

刀剣乱舞の運営もそういう存在であると、時間が経つにつれ確信が深くなってゆくのです。

 

刀剣乱舞公式と、今でもログインし続ける現ユーザーの方は、私自身は、正直言って見捨てています。 燃える船と、それに好んで乗り続ける人々を救う術はないのです。

それよりもあのゲームにこれから間違って手を出す人が出ないよう、あるいはすでにユーザーでも疑問を感じている人がいたら、ためらわず逃げて欲しいと思って、こういうものを書いています。

本当に、ただただ私は、あのゲームの事をもっとよく知ってもらい、そこから一人でも多く逃げて欲しいのです。

これが力のない私の、唯一無二の方法なのです。

 

 蛇足ではありますが、刀剣乱舞公式が「話の通じない相手」である事は、あるいはあのゲームを擁護されている方も感じておられるのではないでしょうか。

 

本来は、あのゲームのユーザーが「完全にクリーンになり安心してゲームできる対応」を求めるべきなのですが、「あの公式に何を言っても無駄」だと分かっておられるから、あのゲームとユーザーを攻撃するアンチや元ユーザーに矛先を向けざるを得ないのではないでしょうか。

ご自分の好きなものが完全にクリーンになる事はありえない、と分かっていて離れられない絶望はいかばかりかと思います。

 

 

過去記事に投稿しました

私は元々ツイッターで色々つぶやいていましたが、それだと時間と共に埋もれてしまうと思ってブログをはじめました。

しかしツイッターでもぷらいべったーというツールで投稿した長い文章がありましたので、そちらもこっちに移してきました。

2015年9月に「大岡裁き」という記事を、2016年1月に「尊いもの」という記事を投稿しております。

 どちらも刀剣乱舞に関する個人的な思いを書いたものです。