話の通じない相手
刀剣乱舞の盗用問題は、公式は「法的に問題なくなった」と発表していますが、個人的には問題だらけだと思っています。
なら何故、「刀剣乱舞運営やニトロプラスに働きかけないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これに対する答えは、これまでの刀剣乱舞運営やニトロプラスの動きを見ていると、「それが通用する相手ではない」と思えるからです。
普通の企業なら、どこの誰の、あるいは会社の、何がどんな風に権利処理に問題があったか、どんな経過があって、どう問題なくなったか、そういう経過が報告されるものだと思うのですが、私の知る限り刀剣乱舞にはそういう発表はないと認識しています。
ニトロプラスおよびDMM公式より。
www.nitroplus.co.jphttp://www.nitroplus.co.jp/news/2015/07/150710_4536.php
なお、ニトロプラスのお詫びにある「関係者の処分を検討」については、報告がないままです。
「権利処理の対応」については主にツイッターでの発信でした。
以下wiki内の記事。8月11日のツイートをもって「最後の対応である」とあります。
画像の差替え - 【刀剣乱舞】画像盗用・無断流用問題まとめ2 Wiki*
ちなみに、上のまとめWikiは現在のものは二代目で、初代は「管理人自ら消し」、Wikiが消えた直後に舞台化の発表があったのです。
(9/18追記 元参照記事リンク先エラーにつき、検索でお探しいただきご確認いただけるとありがたいです、現在も複数のまとめ記事が出てきますがNAVERが多いのでお気をつけください)
そして、スマホ版やアニメ化などの更なるメディアミックスだけは進み、盗用問題は、これ以上の進展を見せる気配はありません。
そもそも、ゲームの根幹を成す「UI(user interface)」というものが、同じDMMで配信されているけど別の会社(角川ゲームス~2015年半ば、以降C2プレパラート/2018年9月19日追記)が開発した「艦隊これくしょん」というゲームのものをほぼそのまま使っている、という、鑑これのエグゼクティブプロデューサーの岡宮氏からの指摘もあります。
以上、これですべてではありませんが、普通の企業だとありえない対応だと、私は思いました。
普通に考えたらありえない対応をする 企業が、普通に訴えて改めるとは思えないのです。
そもそもそこに行くまでに対応してるはずです、普通の企業ならば。
以前にも書きましたが、私は自分の言葉が誰かを変えられるとは思わないし、また自ら助かりたいと思う人でなければ他人には助けられません。
人の言葉を聞く意思のない人間に、何度同じ事を言っても無駄なのです。
それは、多くの方が実感されているのではないでしょうか。
刀剣乱舞の運営もそういう存在であると、時間が経つにつれ確信が深くなってゆくのです。
刀剣乱舞公式と、今でもログインし続ける現ユーザーの方は、私自身は、正直言って見捨てています。 燃える船と、それに好んで乗り続ける人々を救う術はないのです。
それよりもあのゲームにこれから間違って手を出す人が出ないよう、あるいはすでにユーザーでも疑問を感じている人がいたら、ためらわず逃げて欲しいと思って、こういうものを書いています。
本当に、ただただ私は、あのゲームの事をもっとよく知ってもらい、そこから一人でも多く逃げて欲しいのです。
これが力のない私の、唯一無二の方法なのです。
蛇足ではありますが、刀剣乱舞公式が「話の通じない相手」である事は、あるいはあのゲームを擁護されている方も感じておられるのではないでしょうか。
本来は、あのゲームのユーザーが「完全にクリーンになり安心してゲームできる対応」を求めるべきなのですが、「あの公式に何を言っても無駄」だと分かっておられるから、あのゲームとユーザーを攻撃するアンチや元ユーザーに矛先を向けざるを得ないのではないでしょうか。
ご自分の好きなものが完全にクリーンになる事はありえない、と分かっていて離れられない絶望はいかばかりかと思います。